ベルトの話
よおやっと書いた履歴書を持っていざ面接へいこう!!。
今日の朝はコンナ風にヤル気満々でした。
問題は洋服、前日から考えていたスーツ、着られるか心配でした。
案の定、タイトスカートのファスナーがあがりません。
でもこれは想定内。落ち着け、落ち着け。
こんなこともあろうかと地味なスカートとブラウスの組合せを考えてありました。
スカートは2cm位のプリーツが入っています。
なんとか履けたけれど、プリーツが開いてしまっている。
まあこのくらいはいいか。
白いブラウスを着ました、何年ぶりでしょう。
清楚です、爽やかです、そよ風のようです。
ブラウスをスカートの中に入れました。ファスナーOK、安全です。
お洒落っぽく上品な細いベルトをしてみたら・・・。
おやおや、ベルトが見えない。
ベルトは上下の肉に埋没していました。
んじゃ、今風のぶっといベルトにしようっと、ベルトなんて何本もあるもんね。
胴回りの太さはわかってしまうけれど、ここがウエストですよって示してくれている。
イメージとしては、重量挙げの選手のベルトみたいだけど・・・これも、まっいいかっ。
街では颯爽と歩く私。
駅で階段で、背筋を伸ばし、お腹を引っ込めて、腰から足がでるように。
なんかちょっと引き締まって気分がいいぞ、この調子、この調子。
ショーウインドウに全身が映る、気分はヘップバーン。
ところが、
汚れたショーウインドウに映ったのは白いブラウスを着た色の浅黒い田舎のおばさん。
歩く姿はホッテントット。
腹を凹ましゃ、物理的に何処かが出っ張るわけで・・・。
ああ勘違いで背筋を伸ばしていたつもりが、要するにデッチリになってた。
ぶっといベルトが背筋をサポートしていてくれたお陰で、モデルウォークしているつもりになっていた。
デッチリをとるか、デッパラをとるか、究極の二者択一。
考えあぐねた結果、面接まではデッチリで、面接後はデッパラと平等に収めました。
帰宅して全てを開放、なんて気持ちのいい!!
ストッキングの縫い目やガードルのレース模様まで跡になっているこの素肌。
背中の筋肉が硬くなっている。
今日の一番の功労者はぶっといベルトだったような気がします。
そうそう、面接はOKでした。多分。。。?
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